Written by me

考えをまとめるため、いつか振り返るために書きます。すみなしものは心なりけり。

赤穂温泉銀波荘、波と夕日が美しい関西随一の露天風呂

 原付で温泉行こうや、そんなことを誰かが言っていた。"温泉に入った日はその日一日が幸せに感じる"をモットーに温泉に出向く私。

今回のキーワードは、「波」。渚、せせらぎ、波紋、波打ち際。

露天風呂から見た絶景、夕日に煌く波

大学研究室の友人3人と私、計4人。原付3人、私だけバイク。

片道150 kmで行きは7時間強…帰りは5時間強。日中、7月半ばの強い日差しに晒され、雑に焼かれた腕と足。日本各地で熱中症が騒がれるが、私たちも半ばその例外ではないのではなかろうか。

 

大阪を出発した私たち、神戸までは順調であったが、神戸→姫路あたりからはあまり進まない。GoogleMapは2時間と言っている。実際はNo。道に迷うと足取りが遅い。原付が通れない道が多すぎた。

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田舎道をバイクで走ること、心地良い気持ちと暑いという気持ちが入り混じる休日。神戸の街並みや加古川の田んぼ、赤穂の川。兵庫県の良いところが沢山詰まっている。

結局、銀波荘に到着したのは夕方17時半ごろ。(10時半出発…) 

 

赤穂温泉 絶景露天風呂の宿 銀波荘|公式サイト【最低価格保証】

日帰り入浴:1700円

綺麗な旅館であり、優雅の文字が似合う落ち着き。

 

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サウナに入ったのち、冷水を浴びて、湯船に浸かるが、日焼けが痛い。少しの間だけ痛みに耐えながら、肩まで湯につければ海と温泉のしきいがなくなる感覚。 恣意的に温泉に波を立てれば、どちらが海か分からない。波を綺麗だと思ったのは初めてのことだった。 

波のせせらぎ、音、色。

夕日に反射する波は静かに小さく動いていて、日焼けした肌のお陰でゆっくりと露天風呂に浸かることが許されない私は、端に座って静かにじっと海を眺めていた。景色というより芸術作品を見ている感覚に近いようだ。霞んでいく夕日と白、ピンク、水色、紫に煌くさざなみ。たまに飛ぶ鳥。遠くに見える漁船。

 

過酷な道中であったが、友人と共にここに来れてよかった。景色と共に思い出を共有できること。

帰りの田舎道、夜空に輝く細長い三日月、横に輝く金星がひたすら美しい夜だったこと。