大阪大学作曲サークルラムレーズン代表の任期が終わった
11月の阪大まちかね祭にて、大阪大学 音楽制作サークル ラムレーズン代表の任期が終わった。
そういったこともあり、振り返っている。
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大学に入学した頃。始めの頃のことは印象深い。
私にも大学一年生の時があった。
音楽がずっと大好きだったから、大学でも当たり前のように音楽やろうか。
今でも憶えている。
B棟1階、自動ドアをくぐる。そう、エレベータの前だ、厚かましくもチラシを配ってくる先輩学生が二人がいた。
キョドさんと、ユウゾウさんだった。
せっかくチラシを貰ったのだから、学祭のブースに見学に行ってみた。
既にこの時には、別の軽音楽に入会することは決めていた。
正直に言うと、ラムレブースは内輪で気まずかった。大学にはまだまだ知らない人が多いんだと思った。
入会金を払うと同時に、Nennenさんにドラを鳴らしてもらった、なんだこういう歓迎なのか。ブース内、周りの目線が私に注がれる、相も変わらず、やはり気まずい。
同時に、RumRaisin Vol.1を購入した。
どうやら、サークルが出来てまだ半年も経っていなかったようだ。
私がサークルとしての最初の新入生だ、胸を張ろう。なんて思いも少しはあったような気もする。
ぎゃぷいちさんのVol.1収録曲、なんなんだこれは。
私はその曲を聞いて感化されていた。
この時に、ラムレに残ることを決めた。いつかこんな風に曲を作ろう。
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曲作りというのは難しい。
メロディ作りは難しい、サウンド作りも難しい。
私はどちからと言うなら、サウンド作りにハマった。
音を触る、上手くいかない、また音を触る、上手くいかない。
私は悩むが、みんなも悩んでいる。だが、同じ悩みを持ってる人がいるということには、何だか気持ちが華やぐ。
そうして、047さんがマスタリングを託してくれた。
そんな流れもあってか、気付けばマスタリングする人になっていた。
役職名なんてどうでもいいな、そういう肩書きを張るのは好きじゃない。
マスタリング以外にも創作雑務をする人になっていた。
いや、雑務と言えば、聞こえはよくないか。
ジャケットも作った、動画も作った。
確かに、雑務に取り組んでいる最中はなんとも辛い。
だが、雑務があるから何かを作れる、何かを作ることは楽しい。
それはきっと、辛い中だとしても続けたなら、最後に形として何かが残るからだ。
であって、残ったものは何年経った時に、その時のことを思い出させてくれる。
こういう話は、何か作ることが好きな人は分かってくれると思うのさ。
作曲以外にも楽しい思い出は沢山あったな、合宿とかか、億劫だから書くのは省略だ。
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最近、良いなと思うことがある。
何年前のあの時、B棟1階でチラシをもらった人、渡した人がいた。
悲しくも時が流れるのは早いもので、私は渡す側の人間になった。
なんて、大それたことではない。時間がそうさせただけ。
良いなと思うことというのは、ラムレのことを思う人がいるということだ。
楽しいこと辛いこと、当たり前のことを当たり前のように感じれる環境は素敵だ。
「こういう曲好きそうだよね」「音、この音よ〜!」
なんて言葉が飛び交うのが好き。
「ちょっとちょっと!うるさいよ、スレッショルド下げて!」
みたいな内輪すらも愛おしい。
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何かを作る以上、一定の評価を得る必要がある。が、私は根本的にはそういう考えではない。
結果的に評価されなかった作品にも愛はあると思う、上手いとか下手とかそういうのは別にどうでもいい。
感じ合えることが良いことだ、音楽は感じろ。
私の主観だ。大学作曲サークル単位で並べれば、ラムレは日本一だと思う。
(何を持って日本一とするか、というのは人それぞれだろう)
2000円で入会できる、入った方が良い。
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出来るだけ短く。と思っていたが、気持ち程度には長くなった。
文字を書きながらも、関わった人の顔や行動が浮かぶ。
感謝の意は端的に。ありがとうございました。
作曲の苦労や楽しさについて、なんかはもっと沢山の文字として書けるだろうか。日常会話で事足りてるな、それでいいか笑
※余談だが、私は新しく音楽ユニットを組んだ。曲も完成している訳だが、それについても近々公開したい。